＊アメリカ合衆国の開発した大型衛星打ち上げロケット。
商業・軍事を問わず様々なミッションに用いられる。

　構成は2段式。第1段に固体燃料の補助ブースターと共に、ケロシンと液体酸素を用いたソビエト（ロシア）製エンジン「RD-180」、
「セントール」と呼ばれる第2段にはアメリカ製の液酸/液水エンジン「RL-10」を搭載している。

　高い性能と信頼性を誇る本機だが、紛争で米ソが対立した本作では、戦後ソビエト製の「RD-180」の輸入が不可能であり、アメリカ空軍は国内の企業に代替の新型エンジン「AR-1」の開発を要請。
　完全国産化することでIGY（国際地球観測年）の投入にこぎつけている。
全高：58.3m
直径：3.81m
重量：334トン
搭載能力
低軌道（LEO）：19トン
静止トランスファ軌道（GTO）:8.9トン
第1段エンジン：RD-180（AR-1）
第2段「セントール」：RL-10
※機体構成は「551型」

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